最近、
予定のない一日を過ごすことが増えた。
昔の自分なら、
「何もしないなんて無駄だ」
そう思って、無理やり予定を入れていたと思う。
でも今は違う。
何も決めていない一日が、
驚くほど心地いい。
今日はそんな
予定のない一日の話を書いてみようと思う。
目次
空白があると、頭が勝手に整う
不思議なことに、
何もしていない時間があると、
頭の中が自然と静かになる。
答えを出そうとしなくてもいい。
何かを決めなくてもいい。
ただ、ぼんやりしているだけ。
それなのに、
気づいたら考えが整理されている。
無理に前向きになろうとしなくていい。
空白があるだけで、
気持ちは勝手に整っていく。
この感覚を知ってから、
予定を詰め込むことが、
少なくなった。
この時間があるだけで、人生が違って見える
何かを成し遂げたわけじゃない。
収入が急に増えたわけでもない。
それでも、
この空白の時間があるだけで、
毎日の見え方はずいぶん変わった。
忙しさが基準じゃなくなった。
「今日はこれでいい」と思える。
それだけで、十分だと思える日が増えた。
今は、
追いかけなくてもいいものが増えた。
この感覚を知ってしまうと、
もう前の生活には戻れない気がする。
たぶん、
予定のない一日が心地いいと思えるようになった時点で、
人生はもう、少し違う場所に来ている。
予定がないだけで、
こんなにも満たされる日が来るとは、
少し前の自分には想像もできなかった。
